No.003 屋根死刑主に男子種目

球技である。決して、屋根の上で”いじめ”を行うわけではない。舞台は神社や民家の屋根だが、死刑は地上の壁面において執り行われる。「ひとつぶで二度おいしい」複合型の遊び!

準備するもの:ボール(庭球)

参加人数:2人以上

推奨人数:4〜6人

  1. 文字通り屋根のある場所でプレイする。出来れば神社などの弓なりの傾斜がついた屋根がおもしろい!・・・まずパートTから説明する。
  2. ひとりがボールを屋根に向かって投げる。その時同時に他のプレイヤーを1人指名する。
  3. 指名されたプレイヤーは、転がり落ちて来るボールを捕球する事が任務。傾斜で加速されたボールは突如軒先から放出される為、やってみると結構これが難しい。弓なりの神社の屋根がおもしろいと言うのはココにある。
  4. 最初に投球したプレイヤーと指名されなかった他のプレイヤーはどうするか・・・取り敢えず逃げる。何故「取り敢えず」かは、プレイヤーの捕球の成否に関わってくるからである。「逃げる」事の理由は後述する。
  5. 捕球に成功した場合、再度屋根に投球し、スグ次の1人を指名する。だからアマリ遠くまで逃げてしまうと、もし指名された場合、捕球に間に合わない
  6. 各プレイヤーが捕球に成功するごとにこれを繰り返す事になる。
  7. 捕球に失敗した場合、つまり地面に一度落球してしまうと・・・そこからパートU
  8. 落球したボールを改めてガッチリと掴んだ時点で「ストップ!」と叫ぶ。ここで逃げていたプレイヤーは絶対に止まらなくてはならない
  9. 落球したプレイヤーは軒先から3歩移動出来る。そこから「止まっているプレイヤー」めがけ投げる。狙われたプレイヤーは、よけるのは構わないが、両足はその位置から動いてはならない。
  10. ワザと落球し計算づくて相手を狙う頭脳プレーも存在する為、そこそこ逃げておかないといけない微妙感が微妙すぎ!
  11. もし!ハズしたら、ハズしたプレイヤーが死刑
  12. もし!当てられたら、当てられたプレイヤーが死刑!・・・パートVの山場を迎える。
  13. 執行内容:当該者を壁面(神社など)に”大の字・うつ伏せ”状に張り付かせ、他のプレイヤー1人ずつが投げつける。小学生は半ズボンである為、大腿部裏側にモロに当ると・・・相当痛い!ミミズ腫れは必至である!
  14. 考えてみると、昔の方が荒っぽい!ケガの絶えない日は無かった。しかし、だからと言って、それが”いじめ”だとか、質の悪い遊びだとか、誰も騒ぐ事も無かった。木登りで落下して骨折した友人も何人か知ってるし…。

大切な話し

言葉で説明すると極めて残酷な印象を拭えない遊びのようだが…実際、これが平和裏に楽しく行われていた。
当時こうしてボールをぶつけられて痛い目にあった楽しさは、貴重な財産だったと思う。
自ら痛みを肌で感じ取れた事は、人の痛みへの実感にも繋がり、例え喧嘩をするにも重要な節度が存在していたように思う。
これ以上やったら相手が痛いって事を、誰よりも自分が知る事はとても重要だった。
その点で、屋外で遊ぶ子供達の姿をあまり見かけなくなってしまった現状に多少の不安も残る。
遊び場さえ少ないのだから…何とか遊びの本質だけは伝承していきたいものですね…。

弁償ーー!」の話し:

この遊びの難点は、ボールの紛失が多い事である。投げたボールが屋根や雨樋に引っかかる事もあれば、勢い余って屋根を飛び越える事もある。よその家の中庭に入ろうものなら、回収困難。「すいませーん、ボール取らせて下さい」と全員でお伺いをたてるのだが…。
紛失が多いので、そもそもボールを持参する者が少ない。1人だけモノ持ちの良い○田君がいて、いつもお世話になってた。で、亡くすたびに「弁償ーー!」「弁償ーー!」って叫んでいたのを思い出す。・・・そうそう、ゲボ(あだ名)が南○のラーメン屋のガラスを割って・・・逃げ遅れた○田君の話しは・・・いつかするかもしれない・・・やっぱ、やめておく。

屋根死刑スペシャル
屋根死刑スペシャル
あの素晴らしい遊びをもう一度
KKTビートメガSで2003/3/11放送されました

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