熊本電鉄 黒石(旧駅)

本駅は国道387号改良事業に伴う黒石新線開通(2001/2/25)による駅移設の為、撤去される。
1913/8/26の駅開業より約88年に渡り働き続け、東側へ移設…今はその役目を終えた。

本駅営業時のコメント

 須屋駅を出発後、まもなく九州自動車道を下にクロスし、西方向から国道387号線と合流並走します。東方向遠くに西合志南中学、西に黒石公民館を過ぎたら黒石駅に到着。須屋〜黒石間約1.6キロの道のりで、現在ではこの区間がもっとも長い距離となります。(参考までにJR熊本〜上熊本間で3.2キロです) 堀川から間に二駅挟んで三つ目の上下線交換駅となります。(あとは当駅以降、終点も含めて、交換駅はありません)
 右写真は黒石郵便局側から南へ駅を望んだところで、付近にはポリテクセンター熊本、東部に黒石団地があります。

投稿:SAVAGE様 須屋駅を出てしばらく行くと九州自動車道をくぐりますが、その手前で右側に分かれていく細い道があります。 これが黒石新線の予定地です。 九州自動車道もしっかりこの路盤をオーバークロスしています。 そしてこの未成線をたどっていくと、2面の石垣が発見できます。 ここが黒石新駅になる予定のところです。

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駅移設の案内

移設により進入禁止となったホーム
(2001/2/25撮影)

国道と沿線住居を貫く多数の踏切

警報機無しの小さな踏切には通し番号がある


上り下り交換中の6111編成(左)と6221編成(右)
(2001/1/2 shika様 撮影投稿)

工臨無蓋貨車トラ3001

1984.8/7 POTE/細井敏幸氏撮影
トラ3001号と工臨運行中のモハ121号
(モハ121:1960年2月〜1985年12月)
投稿:POTE/細井敏幸様 撮影当時1984.8/7:この時は遠方から来た知人の鉄ちゃんを菊池まで案内した帰りでした。
乗っていたモハ103号が黒石駅にさしかかったとき、すれ違うはずのない電車が反対側に...それが工臨で運行されていたモハ121号とトラ3001号でした。列車交換の僅かな合間で撮影したもので、いまだに運が良かったと思っています。

(拡大:55KB)

1984.8/7 POTE/細井敏幸氏撮影
通票閉そく方式のタブレットを手に
(通票閉塞方式:1941年12月〜1988年1月)
(無蓋貨車トラ3001:1978年10月〜1989年3月)

(拡大:61KB)

1984.8/7 POTE/細井敏幸氏撮影
投稿:トカテツ様 タブレットを使った閉そく方式を通票閉そくといいます。 駅には通票閉そく機というものがあり、隣の駅と共同作業により、この機械からタブレットを取り出します。 列車はこのタブレットがなければその区間に進入してはいけません。 取り出したタブレットは、自駅または隣の駅の通票閉そく機に入れないと、次のタブレットを取り出すことができない仕組みになっています。
投稿:がわ様 昭和60年前後まで(記憶は定かではないですが)黒石駅に人がいて切符を売ってたような気がするのですが...また,その切符は大昔の国鉄の切符のようなとても厚くてりっぱな切符だった記憶があります。(当然入鋏があった)
今は福岡にいますが,機会があればまた乗ってみたいと思います。
投稿:はらぴー様 そういえば確かに有人駅でしたね。 切符を売っていたかどうかは覚えていませんが・・・。
そうか、昔は切符があったんですよねー。 整理券じゃなくて。 硬券ではなかったと思いますが、確か大人用が緑、小人用が赤色でした。 それで、切符の周囲に路線図が小さく印刷してあり、真中に金額が赤色で大書されている・・、そんなデザインだったと思います。


有人の駅舎が存在した頃の黒石駅
(熊本電鉄80周年記念史より)

ポイントの話し: 写真左のレールのポイントを見て、向って左方向へ進むであろう事は・・・鉄道マニアでなくとも、おおよその見当はつくハズです。 反対側も相対的に左方向へ進み、当然ですが上下線の電車が衝突しない仕組みになっています。 「じゃあ合流する際、無人駅なのに誰がポイントを切り替えているのか?」・・・そう言うウチの子の素朴な疑問を重視して敢えて補足致します。(誰もそんな疑問をお持ちじゃないかも(^_^;)) 運転手さんが降りて切り換えていたら凄いですね。 常時左へ進むのに、何故右方向から何事も無く合流出来るか・・・(ウチの子が「勢いで飛び越えている」と言ってます・・・怖いですね。) ●ポイントを切り換えなくても、通過する車輪の圧力で離れていたところが接し、接していたところが離れ、そしてそれは車輪が通過するごとに元に戻ります。 音でいうと・・・「ゴトゴトゴッかん ゴトゴトゴッかん」であります。かんというのがレールが元に戻った時の音です。 特に路面電車などでは至極の響きになります。

投稿:こまわり様 上のようなポイントの事をスプリングポイントと呼びます。 速度の低いローカル線や路面電車などに使用されており、強いスプリングで常に一定方向に開通させています。 列車が背向(ポイントに背を向けるとでも言いましょうか)で進行する時は、車輪のフランジでトングレール(可動部)を押し広げて通過します。 また、対抗(ポイントに向かって進む)場合はそのまま進行します。
ポイントの開通方向は定位(常に開通している側)と反位(切り替った時の側)と呼びます。 列車の進行あるいは折返しの方向によって定位・反位はかわってきます。ポイントの種類としては4種類、分岐の種類は12種類ほどあります。


「鉄道の日」のヘッドマークをつけた6211編成(黒石駅南側)
撮影2000/10/14 POTE/細井敏幸様

黒石(旧)駅 : 絵・吉松真幸氏


晩年の黒石旧駅
(2001/1/2 shika様 撮影投稿)


2001年2月24日 黒石21:01発 6221編成北熊本行が 旧駅発最終電車となった
(2001/2/24 なつくさ様 撮影投稿)


2001年2月24日夜 黒石(旧駅)はその役目を終えた
(2001/2/24 なつくさ様 撮影投稿)

黒石(旧駅) 開業日 1913/8/26 〜 2001/2/24 移設により営業終了

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